てんかん患者は、人口比0.5〜1%の割合と言われています。そして、てんかんを発病する年齢は3歳以下が最も多いと言われています。 一方、成人になるに連れて発症して行く人は減りますが、60歳を超えた高齢者になると再度、脳血管障害などの疾患が原因となっててんかんの発病をしてしまう方が増加します。原因は様々ですが、大きく特発性てんかんと症候性てんかんに分けられます。 小児てんかんの患者の場合、一部の方は、成人になる前に治ることもありますが、一般的には、てんかんの治療を継続することになりますので、長く付き合う病気といえるでしょう。 また、乳幼児期から老年期まで幅広くみられる病気であり、年齢により発作の内容に違いはありません。 主に抗てんかん薬を用いた治療を進めながら、発作が起こりづらいようにして行きます。 抗てんかん剤の予防薬で代表的なものがテグレトールです。 このテグレトールは、てんかん発作を超す原因となる大脳の過剰な電気的興奮を抑える働きを持っています。また、てんかん発作を起こす可能性のある間は、続けて飲む必要があります。現在、日本で処方可能な抗てんかん薬は数多くありますが、テグレトールは初めに始処方されるのが普通です。その経過に従って、別の薬を処方して行く事になります。 例えば、発作のタイプの違いにより、適切な抗てんかん薬が選ばれる事もあります。 また、副作用にも注意する事も必要です。眠気、めまい、頭痛、吐き気や嘔吐、口の渇き、だるさなどの症状があらわれることがありますので、特に服用中は車の運転のよう危険な作業は避けるなどの配慮が必要です。また、妊娠した女性に投与する場合には、催奇形性などの問題も指摘されているところですので、さらに慎重な判断が求められます。